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LOG-No.000007
「Home.」番外編(後) Up!
270万ヒット、ありがとうございます!!
…恩を仇で返すような遅い更新で申し訳ありません(^^;;

【extra story:かげぼうし(後)】
別名「晴紀が見たHome」。時期的にも本編phrase19〜最後まで、と、ほぼ全てを網羅していることになります。
…本音を言いますと、書いててキツかったです。
差別用語や侮蔑の言葉は、それを自分の価値観として使うのでないにしても(そしてその後よくない行為として否定する場面があるとわかっていても)、書く時はキツイ思いをします。
それでも、晴紀というキャラクターの持つ個性や価値観の変遷を見せるには、どうしても亜紀をバカにしたような表現が多くなってしまうし、親父はそれに輪をかけてアホだし…もう、ほんっとに、この家族は書くのがキツかったです。
まあ、でも、最後まで読めば、晴紀がどういう人間で、亜紀がどういう人間なのか、少しはわかってもらえるかな、と。

phrase54での晴紀とリカの会話の背景を描きたくて書いた今回の番外編ですが、なんか、書いたことで、この兄妹にヘンな愛着が湧いてしまったような(笑)
でも、これ以上の番外編の予定はありません。晴紀&亜紀の物語、これにて完結です。

※追記※
そうそう、書き忘れてた。実は、「かげぼうし(前)」で、とんでもないミスをおかしてました。
つい、本編で「この3年間でリカが亜紀に会ったのは3回程度」と書いたのに引きずられて、亜紀が休学してから3年のような書き方をしてしまったのですが、実際には亜紀は19歳。まだ休学してから1年半でした。(リカと亜紀が出会ってから3年なんですよね)
後編アップと同時に修正したので、現在は直っています。
2008/10/30(Thu) [No.133]

北都まーじゅ    2008/10/31(FRI)01:54:49 [No.134]
前後編まとめ読み。まぁ鬱展開と書かれていたので後編待ちしていた訳ですが……。
最近の話から晴紀メインだとは察しが付いていたのですが、中身が予想外……そして予想以上に暗くて重かったというか。
(後編に出てきたような「Home.」の裏側的な鬱展開だと踏んでいたんです。それにしてはタイトルが叙情的だとは思ってましたが)

表現があんまり適切ではないかもしれませんが、思ったのは「弱い人たちのお話」というコト。
結城さんが描くキャラクターは、確かにそれぞれ内面にいろいろ抱えているけど、総じて「強い」というイメージがあるんですね。
……言い換えれば、自分でちゃんと救いの道を見つけ出すコトができている、という感じでしょうか。
もちろん、世の中にはそれが見つけられずにさまよっている人たちもいる……そんな人たちが描かれているような、と感じました。
だからと言って主役メインで見た時のあの事件を許せる訳じゃないんですけど……ちゃんとここにも「傷付けた方の心の痛み」が存在していたので、少し安心しました。

これで「Home.」全体としては一区切りになるのでしょうか? 改めて、完結おめでとうございます&お疲れ様でした。


結城とも    2008/11/09(SUN)19:41:38 [No.136]
あー、そうですね。サブは別として、メインは比較的「強い」部類に入るタイプが多いかも。強さには相当な差がありますけどね(^^;
異常な状態、最悪の状態も、それが日常になってしまうと、抜け出すことを考えなくなる人って、結構いる気がします。
強さ弱さの問題ではないのかもしれないけど、それを「おかしい」と感じられるきっかけがないと、新しい1歩は踏み出せないのかも。

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