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Web小説カップルに30の質問
〜荘太&千秋 編〜

※こちらから質問いただきました

※注意※
荘太と千秋には、「24-s」の3年後(2005年)に答えてもらっています。
(本編は→こちら

1.お二人のお名前と小説の題名、カテゴリをどうぞ。

荘太:小林荘太(こばやし・そうた)です。
千秋:橋本千秋(はしもと・ちあき)です。小説は『二十四季』および『24-s』。カテゴリーは……何になるんだ、小林。
荘太:さぁ? 一応恋愛か?
千秋:…あまり恋愛小説らしからぬムードだと思うんだが。
荘太:確かに、その橋本の喋り方で、恋愛小説のムード3割減だな。
千秋:私のせいなのか?

2.お二人の知り合った経緯、元々の関係は?
荘太:大学の通学途中で、コンタクト落とした橋本に因縁つけられたのが知り合った経緯。
千秋:因縁とは何だ、失礼な。単に私は過剰なフェミニズムが嫌いなだけだ。

3.お二人の年の差、身長の差はどのくらいですか?
荘太:……ムッカつく質問だなー、こいつー。
千秋:そう落ち込むな。ほんの数センチではあるが、一応、小林の方が若干背が高い。
荘太:「ほんの」とか「数センチ」とか「一応」とか「若干」とか、そういう単語を重ねるなよっ(怒)
千秋:まあ、どうあがいたところで、年齢がひっくり返る可能性は完全にゼロだがな。
荘太:ふん。つまり、橋本の方が先にババァになるってことだな。
千秋:……何か言ったか。
荘太:何モ言ッテマセンヨ?

4.それぞれ第一印象を教えてください。
荘太:怖い。可愛くない。女じゃねぇ。動物に喩えるとキリンか孔雀。
千秋:自信過剰で鼻持ちならない奴。動物に喩えるなら、サルだな。
荘太:サルかよ!!!チーターとかピューマとか、足速い動物、いくらでもいるだろっ。
千秋:小林をそんなかっこいい動物に喩えたら、動物に申し訳がたたないからな。

5.告白したのはどちらですか? どんなセリフでしたか?
千秋:ちょっと待て。さっきから気になってたんだが、私達がこのコーナーに出てるのは、問題なんじゃないか?
荘太:ああ、まあ、本編終了時点で、カップルじゃないもんなぁ、俺達。
千秋:…ここで、こういうのをバラしていいんだろうか。
荘太:いんじゃね? まずけりゃ筆者が止めてるだろうし。ちなみに、この質問の答え、どーする?
千秋:…困ったな。どっちも告白してないぞ。
荘太:なあ。どっちも告白してないのに、くっついてることになってるらしいぞ、噂によると。
千秋:自分のことなのに、他人事のように言うな。

6.それを言った時のお気持ち、聞いた時のお気持ちは?
荘太:だから、言ってないんだって。
千秋:生徒たちに騙されたようなものだからな、私達の場合は。

7.ぶっちゃけ、他に一番好きな人がいたりしませんか?
荘太:いない。なのに橋本はまだ信用してくれないらしい。
千秋:いる訳がない。なのに小林はまだ疑ってるらしい。
荘太:そりゃあ、元カレに同じ職場にいられちゃあ、なあ。
千秋:同じ職場で、普通に同僚をやってるだろう。まさか、妬いてるのか? 小林。
荘太:はっはっは、まさか。
千秋:第一、 いまだにメールを頻繁に寄こす小林の元彼女の方が…。
荘太:お。妬いてるのか? 橋本。
千秋:ふ、まさか。

8.彼、彼女の性格で好きなところはどこですか?
千秋:…パス。
荘太:はああぁ!? つまんねぇ。
千秋:なら小林から言え。
荘太:(くっ、、)…………英語の授業が上手い。
千秋:…そうきたか。なら、陸上部の顧問が上手い、にしておいてやろう。
荘太:なあ。これってどっちも「性格」じゃないんじゃ…。

9.彼、彼女の性格で嫌いなところはどこですか?
千秋:意外に大人で器用になんでもこなすのはいいが、他人も同じことができると思い込んでるところ。
荘太:冷静で自分に厳しいのはいいけど、他人には更に厳しいところ。
千秋:…何故私達は、「好きなところ」の時に言わずに、こんなところで褒めるんだろうな。
荘太:その後「落とす」のがわかってる時しか、褒められないんだろ。
千秋:いい性格してるな。
荘太:お前もな。

10.彼、彼女の外見(仕草や癖を含め)で好き嫌いはありますか?
荘太:・・・・・・・・・・・・外見、ねぇ。
千秋:…言わなくていいぞ。
荘太:…けど、なぁ。いくらなんでも、生徒から「兄と弟」って言われるのは、問題じゃないか?
千秋:確かにな。しかも私が兄でお前が弟だ。
荘太:千秋ちゃん、髪伸ばしてみない?
千秋:女装女装と生徒にからかわれるぞ。それでもいいのか? それよりお前がデカくなれ。
荘太:今更無理だろっ!(怒)

11.お互いの理想には近いですか、遠いですか?
千秋:私の理想は、ジャン・クロード・ヴァン・ダムだ。
荘太:俺の理想は、メグ・ライアンだ。
千秋:……悪かったな。
荘太:こっちこそ悪うござんしたね。

12.お付き合いはどのくらい続いていますか?
荘太:まだ3ヶ月かそこいらか。
千秋:騙されたのが3学期の終業式だからな。 (注:現在、2005年の夏休み前の設定です)

13.初デートはどこでしたか? どうでした?
千秋:デート? そんなもの、行った事あったか?
荘太:…お互い、平日は学校だし、土日も部活の顧問だからなぁ…。
千秋:女子空手部を引率して陸上部の記録会の応援に行ったのは、デートと呼ぶんだろうか。
荘太:呼ぶ訳ねーだろっ。だったら陸上部員と一緒に1日空手教室に入部したのもデートか?

14.初キスはどこでですか? どうでした?
荘太:パス。
千秋:パス。 (注:彼らには答えられない事情があるのです)

15.ぶっちゃけどこまで行ってますか?
荘太:ふははははは。
千秋:小林、お茶のおかわり、いるか?
荘太:あ、さんきゅ。 (注:彼らには答えられない事情が……)

16.一番心に残っているプレゼントは何ですか?
荘太:お守り。
千秋:お守り。
荘太:同じ神社の、同じご利益の、同じ色のお守りだよな。
千秋:あげてももらっても、実感が湧かなかったな、あれは。

17.恋愛と結婚は同じ線の上にありますか?
荘太:難しいなぁ、これ。俺は「ある」派かな。
千秋:…私も、「ある」、かな。ただ、難しい。家が家だからな。
荘太:武留がいるから、もういいんじゃねーの。
千秋:小林にまで投げ飛ばされた奴が跡継ぎだと思うと、まだ一抹の不安が…。

18.お二人の結婚はいつ頃がベストだと思いますか?
千秋:…するのか??
荘太:まあ、いずれ、するんじゃない。このままいくと。
千秋:…だとすると、万が一、武留じゃ跡継ぎにはなれない、と父が判断したら…。
荘太:おおー、俺が橋本流を継ぐことになるのか。いやー、次の昇段試験に気合い入るぜー。
千秋:・・・・・・・・・・・・。(本気か? 小林)

19.子供は男女何人欲しいですか?
荘太:男2人、女1人。
千秋:っ、何でそんなに具体的なんだ!?
荘太:男は、1人が陸上、1人が武道。でもって、女はひたすら、蝶よ花よと可愛く可愛く育てたい。
千秋:……どうせ……。

20.お互いのプライベートは守られていますか?
千秋:守られてるな。
荘太:じぃちゃんばぁちゃんとこに住んでた時も、お互いの部屋には立ち入らなかったもんな。

21.どんな喧嘩をしますか? 喧嘩をしたらどうしますか?
荘太:結構、難しい喧嘩が多くないか? 俺らって。
千秋:そうかもな…。教育論とか、スポーツ面とか、仕事関係でぶつかることが多いからな。
荘太:あ、それと、食い物。お互いの苦手な食い物を、なんとか食わせようとして喧嘩になる。
千秋:ひじきは食べるべきだ。
荘太:橋本もセロリ位食べろよな。

22.彼、彼女はモテますか?
千秋:…悔しいが、モテるな。小林は。
荘太:……「生徒に」、な。橋本もモテるだろ。
千秋:……「女子生徒に」、な。

23.どこからが浮気だと思いますか?
千秋:下心を持った時点で、浮気なんじゃないか?
荘太:うーん…。男は結構、気軽にスケベ心出したりするからな。下心を行動に移した時点で浮気、かな。
千秋:ほーお。
荘太:…いや、その目つきはやめろ。俺がそうだとは言ってないだろ。

24.浮気をされたらどうしますか?
千秋:投げ飛ばす。
荘太:自分が誰のものかしっかり理解するまで、とこと……んぐぐぐぐぐんぐぐぅぐ、
千秋:貴様っ! 教育者が何バカな発言をしようとしてる!!!
荘太:ぐぐぐんんぐぐぐ(まだ何も言ってねーよっ!)
千秋:その下心丸出しの顔でバレバレだ!!(怒)

25.別れを考えたことはありますか?
荘太:…いや、まだ、付き合って4ヶ月経ってないから。
千秋:…前の質問で、一瞬、考えた。

26.死に別れてしまったらどうしますか?
千秋:…死ななそうだよなぁ、こいつ…。絶対私より長生きしそうだ。
荘太:俺は、橋本が死んだら、必ず敵討ちをする。
千秋:ちょっと待て。私の死因は、一体何なんだ?

27.生まれ変わっても一緒になりたいですか?
千秋:別に思わないが、なんだか、来世もまた一緒にいる気がする。
荘太:前世でも、なんかの形で一緒にいた気がする。
千秋:前世から来世まで続く、腐れ縁…。
荘太:楽しそうで、いいんじゃない。
千秋:私は、なんか、ちょっと怖い気がするぞ。

28.何か一つ思い出を語ってください。
荘太:インターハイで100分の1秒差で負けたことかな。透子に告白するかどうか賭けてた試合だからなぁ…。
千秋:…それ、私とは無関係な思い出なんじゃないか?
荘太:橋本は?
千秋:工藤さんと一緒に乗った「ホーンテッド・マンション」かな。工藤さんの方が怖がってて、面白かった。
荘太:…なんか、ビミョーにムカつくんスけど、それ。

29.お互いに、愛をささやいてください。
千秋:ところで、工藤さんの個展、いつ行こうか。
荘太:あ、そろそろだったよな。うう、俺、まだ通知表つけ終わってないんだよなぁ。
千秋:私は終わったぞ。ああ、でも、夏の補習のテキストが作り終わっていないな…。
荘太:1時間でもいいから、時間作って、顔出すか。
千秋:そうだな。
荘太:で、質問、何だっけ?
千秋:さあ? 何か訊かれたか?
荘太:さあ? 俺も聞いてないなぁ。

30.最後まで読んでくださった方にひとことどうぞ。
荘太:…つーか、3年間ポーンと飛ばして、いきなりこれはないだろ。
千秋:…だな。読者によからぬ妄想を抱かせるばかりなんじゃないのか?
荘太:じゃあ、まあ、「俺達は生徒に騙されてくっつきました」ってことで。
千秋:その経緯については、機会があれば、いずれまた。
 

 
…というわけで、とりあえず、一番票の多かった荘太&千秋を書いてみました。
「24-s」以降の彼らに何があったのかは…うーむ、書く機会、あるかなぁ?

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