Special


Web小説カップルに30の質問
〜博士&ヒナ子 編〜

※こちらから質問いただきました

※注意※
博士とヒナ子だけじゃなく、お邪魔虫も登場いたします。
(本編は→こちら

1.お二人のお名前と小説の題名、カテゴリをどうぞ。

ヒナ子:ねぇっ! このコーナーに出てる、ってことは、カップル成立!?
和史 :……や、そーゆー訳じゃないと思うけど。
ヒナ子:え、やだ、なんで和史君がここにいるの?
和史 :やだ、って(涙) …それより兄貴、自己紹介、自己紹介。
博士 :宇田川博士(うたがわ・ひろし)です。
和史 :(すげ、まるっきり動じてない)ほら、ヒナ子さんも。
ヒナ子:楠木ヒナ子(くすのき・ひなこ)ですっ。高3ですっ。受験生でーっす。
博士 :そうだよ。センター試験まであと1ヶ月切ってるこんな年の瀬に、こんなことやってる暇は、
ヒナ子:全国共通模試の数学、自己採点で前回を上回りました! ハカセっ、褒めて褒めてっ。
博士 :ああ、今回は本当、よく頑張ったと思う。しかし、これで気を緩めてしまっては本番で、
和史 :(…誰も説明してくれない…) えー…、作品名は「アインシュタインの恋人」、ジャンルはコメディです。

2.お二人の知り合った経緯、元々の関係は?
和史 :元々は俺の友達だったヒナ子さんが、兄貴に数学教えてもらったのがきっかけ。
博士 :なんでお前が説明しているんだ?
和史 :…疑問に思うなら、俺より先に説明始めろよ。
ヒナ子:えー、経緯て言うなら、相対性理論が先だよ。和史君間違ってるよ。
和史 :だから自分で説明しろっつーの!(怒)

3.お二人の年の差、身長の差はどのくらいですか?
ヒナ子:あたし、155センチ。
博士 :今年の身体測定の結果は、和史が181で、僕が168だった。
ヒナ子:ふーん。和史君、脳みそに栄養いかなかった代わりに、背が伸びたんだね。
和史 :余計なお世話だいっ。てことは、兄貴は脳みそに行った分、背が伸びなかったのかよ。
ヒナ子:うーん…、でも、もしそうなら、ハカセほど頭がいい人は、もっと背が低くて当然じゃない?
博士 :栄養が脳にだけ回るなんてことは、科学的にありえないよ。大丈夫、和史も、やればできる筈だ。
ヒナ子:よかったね、和史君。背が高いからって、悲観することないよ。
和史 :……。(なんか変だ、この2人)

4.それぞれ第一印象を教えてください。
博士 :好奇心の強い人だな、と思った。
ヒナ子:頭よさそうだな、と思った。

5.告白したのはどちらですか? どんなセリフでしたか?
博士 :告白?
ヒナ子:えっ、していいのっ!?
和史 :い、いや、だめっ! まだダメっ!!
博士 :告白って、誰が、誰に?(素)
ヒナ子:ええぇ、決まってるじゃない! あたしが、
和史 :まーだーだーめーでーすーーーーー!!!

6.それを言った時のお気持ち、聞いた時のお気持ちは?
博士 :言った、って、誰が? 聞いた、って、何を?
ヒナ子:和史君のケチ、って思った。
和史 :…いや、それ、違うから。

7.ぶっちゃけ、他に一番好きな人がいたりしませんか?
ヒナ子:いやーん、他にいる訳ないじゃないー。あたしはハカセ一筋ですぅー。
博士 :僕もヒナ子さん以外の勉強は見てないよ。
和史 :兄さん、意味、違ってますから。
ヒナ子:和史君、キャラ変わってるよ。

8.彼、彼女の性格で好きなところはどこですか?
ヒナ子:あのねー、頭いいけどタカビーじゃなくて、ちょっとボケてて、お人よしで、可愛いところ。
博士 :ヒナ子さんは、真面目で熱心なところがいいと思う。それに、健康なのは、とてもいいことだ。
ヒナ子:健康?
博士 :ほら、今も、半袖のセーター着てるし。冬でも薄着で風邪ひとつひかないのは、素晴らしいと思うよ。
ヒナ子:…うーん…思惑とちょっと違うんだけど、好感持てるんなら、いっか。

9.彼、彼女の性格で嫌いなところはどこですか?
博士 :特にないよ。
ヒナ子:あたしも、ないなー。
和史 :…なんか俺、ここにいるのが、アホらしくなってきた。  
博士 :そう言えば、どうして和史がここにいるんだ?
和史 :兄貴、おせーよっ!!!!!!

10.彼、彼女の外見(仕草や癖を含め)で好き嫌いはありますか?
博士 :ヒナ子さんは、髪の色だけ、気になるかな。
ヒナ子:えっ!
和史 :そ、そーなのかよ!?
ヒナ子:や…やっぱりハカセは、黒髪の清楚な感じの方が好みなの?
博士 :いや、そういう訳じゃないけど…。黒はヒナ子さんにあんまり似合わない気がするしね。
ヒナ子:えええ、じゃあ、どうしたらいいのっ!?
博士 :もう少し自然な色の方がいいかな。
ヒナ子:しますっ! 今すぐします! もー、あなた色に染まりますっ!!!!
和史 :……そう言うヒナ子さんは、兄貴の外見に、何か文句とかないの? 眼鏡とかさ。
ヒナ子:ん? 全然ないよ。ビン底眼鏡は、女よけのために絶対外して欲しくないもん。
和史 :ああああ、なんか、納得いかねぇーーーーっ!

11.お互いの理想には近いですか、遠いですか?
博士 :理想? 女性として、ってことかな。
和史 :おっ、珍しく質問意図をちゃんと理解してんじゃん。
ヒナ子:あたしはねー、人を好きになったら、その人がその時の理想になるの。
博士 :それは、精神衛生上、一番いいと思うよ。僕もそうしよう。
和史 :そうしよう、って、今まではどうだったんだよ。
博士 :ん? 特に、理想はなかったよ。でも、一緒にNASAを目指せる人がいい、とは思ってた。
ヒナ子:やった! じゃあ、あたしがハカセの大学受かったら、理想の女性になれる!?
博士 :あー、それは、理想的だねぇ。
ヒナ子:よーし! ごめんっ、あたし、もう帰るわ。勉強しなきゃ、勉強。
和史 :落ち着け。

12.お付き合いはどのくらい続いていますか?
博士 :半年くらいかな。(数学の勉強を見始めて)
ヒナ子:ううう…まだです。(恋愛のお付き合いは)

13.初デートはどこでしたか? どうでした?
14.初キスはどこでですか? どうでした?
ヒナ子:喧嘩売ってんの? 質問者。
博士 :……ああ、もしかしてこの質問、恋人同士にする質問群なのか。どうりで変だと思った。
和史 :兄貴、おせーよっ!!!!(涙)

15.ぶっちゃけどこまで行ってますか?
ヒナ子:え〜、あたしたち、清い関係ですからぁ〜。
博士 :最終目標地点は、NASAだよね。
ヒナ子:え、そうなの? ハカセのことだから、火星まで自分も行くと思ってた。
博士 :いや、宇宙に出るのは、僕よりヒナ子さんの方が向いてると思う。僕はそのサポートで。
和史 :おーい、いつの間にか「行く」の意味、ずれてるぞー。

16.一番心に残っているプレゼントは何ですか?
博士 :アインシュタインの伝奇。
ヒナ子:…ありがとうございます。参考書です。
博士 :ごめん……次何かあった時のために、リクエストを聞いておくよ。何がいい?
ヒナ子:ほんと!? えっとね、ガンダムのフィギュア!
和史 :え、そんなのが趣味だったの?(汗)
博士 :ああ、ガンダムね。どれがいいのかな。ガンダム? ザク? リック・ドム?
和史 :って、なんで兄貴がそんなに詳しいんだ!!!?
博士 :
アニメはよく知らないけど、あのモビルスーツで本当に宇宙に出られるのか、興味があったから。
ヒナ子:さぁすがぁー。んとね、あたしが欲しいのは、ボールなの。
博士 :…ヒナ子さんも、やるな。ボールは、全兵器の中で最も美しく、最も宇宙に順応する形だ。

17.恋愛と結婚は同じ線の上にありますか?
ヒナ子:……どーですか、ハカセ。
博士 :ううむ…。僕の場合は、NASAに行く、っていう生涯の夢と恋愛がセットになっているからなぁ。
ヒナ子:夫婦で宇宙を目指す、とか。うわー、いいなー、憧れるー。
和史 :…………。(ある意味、お似合いかもしれない)

18.お二人の結婚はいつ頃がベストだと思いますか?
19.子供は男女何人欲しいですか?
博士 :……。
ヒナ子:すみませーん、ハカセが固まっちゃってますー。
和史 :無理もないな…。ごめん、ここはパスで。

20.お互いのプライベートは守られていますか?
ヒナ子:もっと侵害して欲しい。
博士 :侵害されるプライベートなんて、あったかな。

21.どんな喧嘩をしますか? 喧嘩をしたらどうしますか?
博士 :喧嘩というか、同じ問題を3回間違えて呆れた時はある。
ヒナ子:うわあああぁん(涙) そんな1ヶ月も前のことをっ。
和史 :…ヒナ子さん、受験、大丈夫?

22.彼、彼女はモテますか?
博士 :ヒナ子さんは、モテそうな気がする。
ヒナ子:えっ。そんなこと、全然ないですよっ。
和史 :いや、結構……(以下略)。ま、まあ、兄貴は恋愛とは無縁だし、彼女いたこと、ないもんな。
博士 :え? …ええと、どういうのを「彼女」って言うのかな。それによって……、
和史 :えっ。
ヒナ子:えええええっ!!!???(汗)

23.どこからが浮気だと思いますか?
博士 :…そういうことを考えるのは、あんまり好きじゃないな。
ヒナ子:ハカセは、浮気なんてしないもんねっ。
博士 :器用じゃないから、そんなにあちこちに気を配れないと思う。
ヒナ子:あたしは、誰かを好きになると、他がぜーんぜん目に入らなくなるから、浮気の心配なしですっ。
和史 :……そーですか……。
ヒナ子:あれ? なんで和史君がうなだれてるの?

24.浮気をされたらどうしますか?
ヒナ子:もー、絶対、泣いて騒いで思いっきり拗ねて暴れる!
博士 :いかに信頼を損ねたか、いかに非常識なことをしたかを、理解してもらえるまで説明する。
和史 :うん。いかにも、それぞれらしい反応だ。

25.別れを考えたことはありますか?
博士 :僕は、途中で投げ出すのは嫌いだから、ちゃんとヒナ子さんが合格するまで責任持つよ。
ヒナ子:…ま、あ、そうだよね。今の関係では、別れ、って、そういう意味だよね。ううう…。

26.死に別れてしまったらどうしますか?
ヒナ子:ハカセっ、死ぬ時は、2人で宇宙船で爆死しましょうっ。
博士 :あ、実は僕も、死ぬ時は宇宙船事故と決めてるんだよ。奇遇だね。
和史 :あのー、変な奴が、ここに2人もいるんですけどー。

27.生まれ変わっても一緒になりたいですか?
博士 :一緒?
ヒナ子:生まれ変わる前に、一緒になりたいですぅ…。目指せ、合格!!

28.何か一つ思い出を語ってください。
博士 :ヒナ子さんが作ってくれたお菓子が、とてもおいしかったこと。
和史 :えっ、何だよそれ。俺知らないよ。いつ作ったんだよっ。
ヒナ子:えへへへ、ハロウィーンに、パンプキンパイ焼いてきたんだー。
和史 :うわ、ずるいぞそれっ! 俺だって食べたかったのに!
ヒナ子:あのねっ、あたしはねっ、期末試験が良くて、博士に頭撫でられたのが最大の思い出。
和史 :あ、頭撫でられただああぁ!!!??
博士 :古来からある、一番わかりやすい「よくやった」という気持ちの表し方だ。
和史 :……なんか、俺が知らないうちに、ラブラブモード突入?

29.お互いに、愛をささやいてください。
博士 :NASAへ行くぞ!
ヒナ子:目指せ、NASA!!!

30.最後まで読んでくださった方にひとことどうぞ。
博士 :ありがとうございました。
ヒナ子:合格祈願、よろしくお願いします。
和史 :以上、カップルじゃない2人と、お邪魔虫からでした。(自棄)

 
…というわけで、第5弾。博士&ヒナ子を書いてみました。
まだカップルじゃない2人なので、相当変なことになってますが(^^;;;;(だからこそ、突っ込み役の和史が必要だったりするんですが)
ものすごくかるーい気持ちで書いたのに、何故か1番人気なんですよね、「アインシュタインの恋人」。
続編希望も多数いただいておりますが、この2人が恋人同士になったら、どうなるんだろう? 作者でも想像がつかない(笑)

←世良&相原編へSpecial Topへ戻る


  Page Top
Copyright (C) 2003-2012 Psychedelic Note All rights reserved. since 2003.12.22