++ Junk Box ++

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Presents

別サイトで公開していた、ちょっと辛めテイストのショートショート集。
なるべく原文ままにしてますが、転載にあたり、多少手を加えました。少し読みやすくなってる…筈です。

西暦2019年の遠距離恋愛	97年か98年頃の作品。NetMeetingなどで擬似テレビ電話が可能になったので、こんなのどうだろう、と思って書いた記憶があります。でも、2019年って、すぐ未来ですよね…（汗）　む、無理。こんな技術ありえない。
ダイエット倶楽部	同じく97年か98年頃の作品。当時の会社の同僚にヒントを得たものなので、ダイエット方法は古いです（笑）真剣に減量してる人にぶん殴られそうな内容です。同僚は笑ってましたが。
蟻の行進	実はこれが一番古い作品。ダークです。でも、なんかお気に入りだったりします。確かこれは、通勤風景を見ながらふと「同じ方向に向かって黙々と歩いてる人間って、どこか蟻の行列に似てるな」と思って書いたような記憶があります。
幸福屋	前３作よりは後に書いたと思うけど、いつかは不明。最後の最後で、主人公の恭一同様に、読者も裏切られるという意地悪なお話。でも、結城的には、この結果の方が「幸福」です。恭一、働け。
新・釈迦伝	Junk Box中、最もブラック色豊か（って変だな）な作品。今の仕事始めてしばらく経った頃に書きました。ところで皆さん、お釈迦様（ゴーダマ・シッタルタ）の伝奇って御存知なのかなぁ…。それ知らなかったら意味不明な気が。最後に出てくる少女の名前は、コーヒーに入れるあの「スジャータ」の由来となっております（実際にはグリコではなくミルク粥を与えるんです）。
ビタミン	ついに出ました。「Step Beat」を書くきっかけになったお話。2003年の夏ごろ書きました。「Step Beat」とは全く無関係にこの話を書いてまして、久保田と佳那子をこのまま眠らせるのは惜しいため、全部一つの話にまとめちゃえ、と。「Step Beat」より、佳那子も奈々美も、少しドライに描かれています。久保田はあのまんま、カズは…どう転んでもこういう奴です（笑）

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